2011年08月
2011年08月06日
10秒の愛
私が所属している、NPO法人兵庫県健康管理士会でメンタルヘルスについて意見交換をした。
テーマは、うつ病についてであるが、「うつ病をはじめ神経症にかかる人の多くが、幼少期に身近な人から愛情を十分に受けられなかったことが原因の一つである。」との話がでた。そこで、一人の方が、「10秒の愛」という話しをしてくれた。その方も、ある講演会へ行き聞いた話しでご自身でも実践されたそうだ。
それは、「子どもから話しかけられたときは、どんな時でも10秒で良いのでギュッと抱きしめてあげてください。」との話だった。
私も経験があるが、子どもは忙しい時に限って何かを言ってくる。そして、つい「忙しいから、後にして!」と返してします。このような事を何度も繰り返し、何のフォローもしていないと、子どもの心に「ぽかっり」穴が開いてしまう。その小さな穴が、心の発達に障害をもたらすのだそうだ。
10秒で良い。どんなに忙しくとも、10秒ならできる事だ!
親や身近な大人の気持ち一つだ。
良い話を聞かせてもらった。私も、小学3年生の子供を持つ親として、「10秒の愛」を実践していこう。