アレルゲン除去その4≪母乳について≫薬物療法その2≪ステロイド剤≫

2010年05月12日

アレルギーの対処方法:薬物療法その1

薬物療法では、既にお話したとおり、ステロイド剤、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、漢方薬、プロトピック軟膏(アトピー治療)、気管支拡張剤(喘息治療)が使われます。

薬は、一時的に症状を「鎮める」、「和らげる」といった効果があります。また、効果がなくなれば、再び症状が現れるといったことをよく理解してください。

 

脱線して、一度はかかったことのある風邪のお話を少々。 ごめんなさい!!

風邪の症状としては、発熱、喉の痛み(炎症)、咳、痰(たん)、くしゃみ、鼻水、関節痛(炎症)といったものがあります。

処方される薬は、解熱鎮痛剤、去痰剤、鎮咳剤、抗ヒスタミン剤、抗生剤、そしてビタミン剤などです。

いろいろ処方されますが、必要のない薬も処方されることが、たまに?よく?ありますよね。

乳幼児の場合、シロップなどに混合されているものもあります。

 

そもそも、風邪は、ウィルスが原因の病気なので、菌(バクテリア)に対して効果のある抗生剤は効きません。抗生剤は、黄色ブドウ球菌などによる喉の痛みを和らげるため、また肺炎などの二次感染予防のために処方されます。

 

ウィルスを退治(増殖の阻止)してくれるのは、抗ウィルス作用をもつインターフェロンです。

インターフェロンは、元来備わっている免疫反応をつかさどるたんぱく質の一つで、37℃で活性化します。よって、解熱剤などで熱を下げてしまうと働きが悪くなります。

また、インターフェロンは、ウィルス以外にも自身の組織を傷つけてしまいます。結果、風邪の症状の一つである関節の痛みが現れます。

とは言っても、インターフェロンの働きを阻害するからといって、解熱剤を使用しない。といった考えは間違いです。

成人の場合はまだしも、乳幼児に対しては適切に使用する必要があります。

 

一般的に、医師や薬剤師の方は、体温が38.5℃を超えたときは使用するように言われます。

ただ、私の娘の場合、体温だけでなく、機嫌や食欲、風邪の動向や諸症状をよく観察し、抗生剤や解熱剤を使用するようにしています。

また、症状に合った薬を処方してくれる医師のところを受診するようにしています。

 

薬のことを教えてくれる、信頼できる医師や薬剤師、医療の専門家を持つことが必要です。

お付き合いしている方々とは、色々な情報を交換しています。



kasumiso_hatabo at 15:12│Comments(0)TrackBack(0) アレルギー・アトピー・マタニティ・離乳食・子育て 

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