全身麻酔

2012年02月25日

急性穿孔性虫垂炎で緊急手術②

SS病院の救命救急に到着。

受付を済ませ、受付の人に誘導され、大きな金属の自動扉の前に向かいました。

自動扉が開くと、江口洋介と松嶋奈々子が出てくるのでは?と思うくらいの場所でした。

34人の医師と看護師が待ち構え、ものものしい中1番近くのベッドへ横になるよう指示がありました。

ベッドに横になると、エコー検査と触診。並行して、最初に受診した時のCT画像で状態を確認していました。医師同士であれやこれやと話をしている中、違う医師が次々にやってきては、私へ状態を確認しました。

そんな中、左腕に痛みがあったので見てみると、看護師が点滴の針を刺していました。

“おや?”と思いながらも、なすがままにしていたのですがなかなか終わらない。

“上手くできないのかなぁ~”と思いながら、やっと終わった時に、看護師へ右手でグッドのサイン出すと、看護師が「上手くいきました。」と言いながらグッドのサインをしました。

内心“ほんまかよ”と思っていましたが・・・。

なかなか診断がでないので、“えらいことになっているのか?”と内心不安になっている所へ、1人の医師が「もう一度CTを撮りますね。」そして「より分かりやすくするために造影剤を使いますが、よろしいですか?」と言ってきました。

私が、「はい」と言うと、造影剤の副作用について説明をしてきました。

重い副作用には、意識がなくなることや呼吸が止まるといったことがあったのですが、説明していた医師は、「ここは救命救急だから、もしそうなっても直ぐに処置はできるので心配ないですよ。」とさらり。

私は“お前は心配ないけど、こっちのことも考えろよ。もうどうにでもしてくれ”と。

そして、CTを撮影する部屋にベッドのまま移動、そして「123!」の掛け声とともに撮影するベッドへ移されました。

撮影中「今から造影剤を入れますので、気分が悪くなったら直ぐに声を掛けてください。」と言われるも、特に、気分が悪くなることなくCT撮影を終え、元の場所へ。

元の場所へ戻ると、撮影したばかりのCT画像を見ながら、あれやこれやと34人の医師が話している。

その中、私は36()に講師をする講演会の仕事が気になり、「もうそろそろ、帰れませんか?」と近くにいた医師に話すと、医師は「このまま帰ったら、命があぶないですよ!」との答え。

“えっ!そんなにひどいの。勘弁してくれよ”と思っていると、違う医師が「虫垂が破れ、お腹の中に膿等が出ている状態なので、今から直ぐに手術をします。」と。

“はぁ~?” “誰にも何も言えずにここまできたのに、直ぐ手術”と思いながら、そのことを医師に伝えました。

すると、「じゃ、今から奥さんを始め連絡してください。」「手術は少し遅らせて、17:00から始めます。」と。

そして、妻をはじめ複数へ連絡をしました。

妻を始め、みな驚いていました。しかし、一番驚いているのは、私なんです。

妻は、病院へ向かっている途中で「もう直ぐ病院へ着くとのこと。」

携帯電話の時間を見ると、16:00を少し過ぎていました。

ここへ着てから、1時間30分程が経っていました。

妻がつくまでの間に、簡単な手術の説明を受けました。

「本来の虫垂炎の手術ではなく、虫垂が破れている状態なので、麻酔は全身麻酔で、時間は約1時間30分ほどかかり、開腹の長さも長くなります。」とのこと。

また、手術の同意書は看護師が代筆しました。

そうこうする内に、妻と娘が到着!

別室にて、妻と娘を交えて改めて手術の説明を聞き、あっ!という間に手術へ。

下着一枚になり、手術着を着て、頭にはよく分からないキャップをかぶせられ、ベッドへ横になりながら手術室へ移動。

テレビの中と同じように、横には妻と娘がいて移動。そして、手術室の前で看護師が「付き添いの方はここまでです。」と。「じゃぁ」と妻と娘に声を掛け手術室へ。

ここでも、テレビと同じ風景。そして、BGMが流れている。

よく分からないまま、この場所にいることに、“夢を見ているのだろう”と思っていました。

そして、口元にマスクが。

麻酔医が「今は酸素を送っています。ゆっくりと呼吸をしてください。」

そして次には「今から、眠くなる薬が入ります。」「30秒ほどで眠くなりますから」と。

そんな中、“なかなか眠くならないな!このまま麻酔が効かなかったどうなるのだろう?”と考えていました。


「はたさん!はたさん!」という声が聞こえ、目が覚めました。

“痛っ!動けない”

 



kasumiso_hatabo at 12:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)